古くから世界的に有名な日本の観光地である箱根の山に、最急勾配1000分の80の急坂、半径30mの急カーブ、3ヵ所のスイッチバックで挑む日本一有名な登山鉄道が箱根登山鉄道です。
モハ1形は、1991〜1993年(平成3〜5年)に、1993年の3車輌運転開始に先駆けて2輌固定編成化の改造工事が行われ、現在の姿になっています。
この羊のキャラクターを描いた記念塗装は「とことこっとトレイン」という名称で、箱根湯本ー強羅間開業80周年と彫刻の森美術館30周年記念を記念して101-102編成に施されたものです。
「とことこっとトレイン」は1999年(平成11年)4月から約1年間運用され、後に一般から募集した「カモミール号」という愛称が付けられて乗客に親しまれました。
(C)FUJI TEREVIISION/ROBOT 箱根登山鉄道商品化許諾済