■ 動力機構をユニバーサルジョイントに変更し、確実な動力伝達を実現
■ 車体番号と「乗降者優先」表記を印刷済みで、6157号の金太郎塗装を再現
■ 昭和の雰囲気を彷彿とさせるレトロパッケージで新装発売
東京都電6000形は、日本の路面電車の代名詞とも言えるほど知名度の高い車両で、昭和24年デビューし6年間に渡って合計290輌も製造されました。戦後の日本復興の一端を担った本形式のスタイルは路面電車のスタンダードとなり、同一設計の車輌が全国を走りました。
都電全盛期の昭和30年代は路線距離は約200キロ以上に達し、都内の隅々まで路面電車が行きかい、下町から繁華街まで都電車輌の姿を見ることができました。昭和30年前後の都電6000形はグリーンとクリーム色の2色に分けられて「金太郎塗装」と呼ばれ親しまれ、今なお昭和の都電を懐かしむ世代の記憶に残る塗装でした。