中京地区大手私鉄の名古屋鉄道の運行する、「大正ロマンの丸窓レトロ電車」として親しまれていた モ510形 は、2005年3月まで、もと美濃電気軌道の車両を動態保存している貴重な存在でした。大正15年に日本車輌で5両製造され、集電装置の変更や、連結装置の追加等の改造を受け、最大3両編成の運行がなされていました。