'php'/*Template Name: 【ページ】"製品紹介"*/?>
Bf109の補助戦闘機として開発され、
Bf109を凌ぐ傑作戦闘機となったFw190Aシリーズの、
高度6,000m以上に上昇するとエンジンのパワーが一気に低下するという、
唯一の弱点を補うため、液冷ユモ213エンジン搭載のDシリーズが開発されましたが、
目標であった高々度性能の向上は十分ではありませんでした。
しかし、中高度以下での飛行性能が格段に向上したため、
ドイツ空軍は新型の中高度戦闘機として採用を決定、
Dシリーズ最初の量産型D-9の生産が1944年8月から開始されました。
DシリーズはD-9からD-15まで7タイプ(計画のみも含む)あり、
D-9はその中で一番多く生産されたタイプです。
細長い機首から長っ鼻のドーラ(LANGNASEN-DORA)と呼ばれ、
機首が長くなった分、後部胴体が延長され垂直尾翼が大きくなりました。
また、D-9後期生産型のキャノピーは上部のふくらみが大きい
ガーラント・ハウベが標準装備になりました。
パペガイシュタッフェル(オウム中隊)は、
ジェット戦闘機Me262の離着陸時のエア・カバー(上空援護)を行う部隊として
ガーランド中将率いる精鋭部隊JV44(第44戦闘団)内に編成されました。
機体下面の赤に白のストライプの派手な塗装は
味方高射砲の誤射を避けるためのものでした。
《実機データ》
乗員:1名
全長:10.29m
全幅:10.50m
全高:3.36m
全備重量:4,270kg
エンジン:ユンカースJumo213A-1(1,770馬力)
最大速度:686km/h(高度6,600m)
固定武装:MG131 13mm機銃×2
MG151 20mm機関砲×2