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Bf109G型は
連合軍側が続々と新鋭機を繰り出してきたため、
1年とたたず旧式化したF型に変わり開発されたタイプです。
開発における留意点としては
速度、火力、防弾装備の向上、そして与圧キャビンの実用化、
また、広く任務に適応するための専用装備のキット化も考えられていました。
機体そのものは、空力的に完成の域にあったF型をそのまま受け継ぎ、
エンジン、内部装備、細部に変更を加えた程度で、
改修の手間も少ないせいか開発着手から3ヵ月後の
1941年10月には先行量産型のG-0型が官制しました。
1943年に入ると連合軍軍用機の防弾装備も向上し
機首のMG17(7.92mm)機銃では効果がないことが明らかになりました。
そこでMG17機銃からMG131(13mm)機銃に強化したタイプが作られました。
それぞれ、与圧キャビン付の高高度戦闘機型がG-5型、
非与圧キャビンの中高度戦闘機型がG-6型と呼ばれました。
特徴としては、機銃の空薬莢排出筒をクリアするために
円形のバルジが機首上面に大きく張り出しています。
またG-6は戦争の激化や航空機生産のピークと重なったこともあって、
1万機以上も生産されました。
これは、Bf109全型式をつうじて最高の量産数を記録しています。
しかしG-6型も旧式化するのにそれほど時間を要しませんでした。
また、後継機の開発も遅れたため、
より手軽な方法でG-6型を急遽再生することになったのです。
エンジンをMW50パワーブースト・システム併用のDB605AMに換装し
96オクタンのC3燃料を使うというものでG-14型と呼ばれました。
G-14型は新規生産の他にG-6型からの再生機も多く
外型も多種のバリエーションがあります。
その中でもエルラ・ハウベと大型垂直尾翼は最も標準的な特徴でした。
《データ》
乗員:1名
全長:9.06m
全幅:9.76m
全高:2.5m
全備重量:3,148kg
エンジン:DB605A(離昇出力1,475hp)
最高速度:621km/h
固定武装:MG131×2 MG151/20×1