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F-4のプロトタイプが1958年5月27日に初飛行してから30周年を祝い、
1988年5月7日ミズーリ州セントルイスのランバート・フィールドで行われた式典で
スペシャル・マーキングに身を包んだミズーリANG131TFW/110TFSのF-4Eが登場しました。
F-4ファントムIIのなかでもE型は空軍用C/D型の発達型で、
初めて固定武装が装備されました。
この背景には当時ますます激しくなってきたベトナム戦争での
数多くの教訓をいかすという意味もありました。
ミサイル万能の考え方が主流であった当時、ベトナム上空ではミグとの空中戦が展開されましたが、
とくに近接格闘戦になった場合ミサイルは使えず、
また地上支援作戦においても固定武装の機関砲の必要性が生じてきたのです。
さらに主翼に前縁スラットが取り付けられ、安定性と格闘戦時の運動性の向上が図られました。
《データ》
乗員:2名
全幅:11.71m
全長:19.2m
全高:4.98m
最大離陸重量:26,300kg
エンジン:ジェネラル・エレクトリック J-79-GE-17×2
推力:5,380kg(アフターバーナー使用時8,120kg)×2
最大速度:マッハ2.2/12,200m
固定武装:M61 A1 20mmバルカン砲×1
初飛行:1967.6.30(F-4E)