'php'/*Template Name: 【ページ】"製品紹介"*/?>
東部戦線においてソビエト軍の76mm戦車砲を装備したT-34戦車の登場によりドイツ軍は新しい戦車の開発に着手しま した。1942年4月ダイムラーベンツ社とニュールンベルグ機械株式会社(MAN社)の両社から試作車VK3002(DB)とVK3002(MAN)の基 本設計図が提出されました。MAN社の試作車VK3002(MAN)はドイツ戦車特有の機構を備えトーションバー懸架方式を採用していました。1942年 12月にはMAN社のモデルはSd.Kfz171型V号戦車(パンサー)として制式化されました。F型は在来型のパンサーの生産性の向上と装甲の強化を行 なった型で最大の改良点は在来型の砲塔より一回り小型化された砲塔です。小さくなった砲塔は前面投影面積が縮小され、防楯も小型のザウコプ(豚の頭)式に なっています。また戦車としては画期的なステレオ式レンジファインダーを装備していました。また、G型の一部の車輌に採用された鋼製転輪は、パンサーF型 に標準装備される予定でした。しかし実際にはG型の車体に小型砲塔を装備した試作車輌は作られましたが、完全なF型は完成せずに終戦になりました。
<データ>G型
乗員:5名、全長:8.860m、全高:2.995m、全幅:3.270m、主砲:70口径75mm戦車砲42型、エンジン:マイバッハHL230P30(700馬力)、最大速度:45.7km/h