'php'/*Template Name: 【ページ】"製品紹介"*/?>
米陸軍補給部の小型偵察車開発委員会は1940年6月次のような仕様書の入札案内を各メーカーに発送しました。その内容 は、車両重量585kg、積載量270kg、ホイルベース203cm、トレッド119cm、エンジンは最低40馬力、しかもこの車を75日で70台製作、 叉最初の1号車を49日で陸軍に収めるという条件のものでした。
これに対しアメリカンバンタム社はカール・K・ブロベスト技師を中心に、今日のジープの原型ともいうべきテスト用の1号車を完成しました。叉ウィリスオー バーランド社は11月末にウィリスクォードと呼ばれる独自のプロトタイプを納入、フォードはウィリスよりやや遅れてテスト車を陸軍に納入しました。
陸軍は1941年3月に各社がプロトタイプから改良したフォードGP、ウィリスMA、バンタムBRCをそれぞれ1500台発注しました。7月には各社のモ デルを統合したジープが16000台、ウィリスオーバーランド社に発注されました。この車がジープの名を世界中にひろめ、ジープタイプの車の源流となりま した。
<データ>
乗員:2〜4名、重量:1,377kg、全長:3.36m、全幅:1.585m、全高:1.320m、エンジン:Jヘッド・4気筒4サイクル、最高出力:54馬力(4000回転)、最高速度:105km/h、登坂力:60%