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川西が提案した、当時試作を進めていた水上戦闘機"強風"を
局地戦闘機にする改造案が海軍に認められ
"仮称1号局地戦闘機"として昭和16年12月末、試作が承認されました。
エンジンは中島の新機種"誉"を搭載し、
開発開始から1年後の昭和17年12月31日に試作1号機が初飛行し、
その後も機名が試製紫電に改称され、
ひきつづき試作機の開発を命じられました。
紫電は中翼単葉型式のため主脚が非常に長くなり、
複雑な構造の二段式引き込み装置でした。
最大の特徴は強風から受け継いだ自動空戦フラップで、
大きな揚力を必要とする空戦時には下がり、
反対の状態のときには上がるようになっていました。
紫電11型甲(N1K1-Ja)は昭和19年11月に制式採用。
機首の7.7mm機銃2挺は廃止、銃口のみ残されました。
《データ》
乗員:1名
全幅:12.00m
全長:8.885m
全高:4.058m
全備重量:3,900kg
エンジン:誉二一型(離昇出力1,990hp)
最大速度:583km/h(高度5,900m)
武装:20mm機銃×4