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1936年、イギリス空軍省は将来を見越した新爆撃機の仕様を作成。
これに基づきアブロ社は「タイプ679」という機体を提案しました。
本機は、ロールス・ロイス社の新型24気筒X型
バルチャーエンジンを搭載した双発爆撃機で、
「マンチェスター」と命名され1940年にロールアウトし、
部隊配備が開始されました。
マンチェスターは1年半に渡って使用されましたが、
エンジンやプロペラの具合が悪く、
思うような運用は出来ませんでした。
そのためエンジンをロールス・ロイスのマーリンXに換装、
さらにエンジン自体の出力不足を補うために
双発から四発に設計変更するという
「マンチェスターIII」の開発計画が浮上。
本機が傑作機ランカスターの原型機となりました。
1941年、ランカスター原型1号機の試験飛行は大成功を修め、
その結果マンチェスターの生産計画は全てランカスターに変更されていきました。
初期生産型のランカスターMk.Iは、マーリンXXエンジンを搭載。
その後、生産が進むにつれて、マーリン22、マーリン24へと向上。
さらに、大量の発注に対してマーリンエンジンの供給が滞ることを想定して、
ブリストル・ハーキュリーズ空冷星形18気筒エンジンを搭載する
Mk.IIの生産も考慮していました。
しかし、アメリカの参戦によりライセンス生産された
パッカード社製のマーリンエンジンが大量に入手出来るようになったため
Mk.IIの生産は300機で終了。
ライセンス生産されたマーリンエンジンを搭載した機体は
Mk.IIIと呼ばれました。
ランカスターの胴体には、
背部と腹部にそれぞれ銃座が取り付けられるようになっていましたが
後に腹部の銃座は廃止。
3基のフレイザーナッシュ油圧式旋回銃座が
前部、背部、尾部に取り付けられ、
それぞれに7.7mmブローニング機銃が装備されました。
爆弾倉は全長10.05mと非常に大きく
4000lb(1614kg)の爆弾が搭載できました。
キットはMk.I / Mk.IIIを精密に再現。
爆弾倉は開閉選択式。
内部に搭載される爆弾部品に
500lb爆弾×18発、4000lb爆弾×1発を用意。