パッケージ
【ST26】 1/32スケール プラモデル
ユンカース Ju87D スツーカ

価格:5,800円(+消費税)

Ju87スツーカの新型 Dシリーズは、1940年はじめから計画が開始されD-1の原型機は1940年末に完成しました。オイルクーラーが、機首下面に取り付けられ、ラジエターは主翼下面両側に設置されたことにより、Bシリーズに比べすっきりとした機首部分のカウリング形状になり、流線形の風防、主脚カバーもより洗練された形になり、空力的にすぐれた機体になりました。また、搭載燃料容量の増加や乗員の周りに防弾鋼板を追加しました。

各戦線に配備されたD型ですが、最高速400Km/hほどでは連合軍の戦闘機に対して劣性は明らかでしたが、連合軍の高性能戦闘機が比較的少ない東部戦線に投入された当初はまだ活躍の余地がありました。しかし、厳しい冬の気候と徐々に攻勢に転じてきたソ連軍により、次第に形勢不利の状況に陥って行きました。

D-1はB型に比べ燃料搭載量が増えたため、航続距離が1,165kmと伸び、また爆弾搭載量も1.6トンと増加しました。

D-5はたび重なる改修で限度近くまで増加した翼面荷重の対策として、主翼端を延長しました。また非常時には主脚を切り離しできるようにしており、D-5の後期型はダイブブレーキが取り外されました。

1941年9月クロンシュタット港の攻撃では後に、タンク・キラーで英雄となったハンス・ウルリヒ・ルーデル大佐(当時の階級中尉)によるソ連海軍戦艦「マラート」の撃沈はスツーカを語る上で有名な戦史です。

《Ju87D-5 スツーカのデータ》
乗員:2名、全長:11.50m、全幅:15.00m、全高:3.84m、エンジン:Jumo211J-1 離昇出力:1,400hp 武装:20mm機関砲×2、7.92mm機銃(連装)×1

《Ju87D-1 スツーカのデータ》
乗員:2名、全長:11.50m、全幅:13.80m、全高:3.84m、エンジン:Jumo211J-1 離昇出力:1,400hp 武装:7.92mm機銃×2、7.92mm機銃(連装)×1

模型完成サイズ
L352mm W474mm
パーツ点数 167 pcs