TA-4J スカイホーク
価格:3,200円(+消費税)
A-4スカイホークはレシプロ艦上攻撃機A-1スカイレイダーの後継機として開発された小型艦上攻撃機です。原型機 XA4D-1の初飛行は1954年6月22日で、以来20年以上もの間、アメリカ海軍/海兵隊の主力艦上攻撃機として第一線で活躍してきました。小型、軽量ながら大量かつ多彩な兵器を搭載する事が可能で、エンジンのパワーアップや各種装備の近代化により様々なタイプが誕生。1979年2月に生産を終了するまでの最終生産数は2960機にものぼりました。
A-4EはエンジンをJ52-P-8Aに強化し、A-4Eの胴体を延長して後席を設けた複座型の戦闘練習機型です。プロトタイプとなったTA-4Eの生産型がTA-4Fで、前席に装備されていたAN/APG-53レーダースコープを後席にも設置し、訓練生が前後いずれの席でも、レーダーを用いた航法、攻撃訓練が可能となりました。TA-4JはTA-4Fから戦闘練習用装備を外して軽量化し、推力の小さなエンジンJ52-P-6を装備した機体です。TA-4Jは1969年5月に初飛行し、6月には量産機が米海軍高等訓練航空団の高等訓練機として引き渡されました。
キットは、新金型部品を多数用意し複座型練習機 TA-4Jを再現します。延長された複座タイプの胴体・機首・インテーク・風防・コクピット・後席シートなどが新規部品で、何れも精密な仕上がりとなっています。風防は開閉選択式。
【デカール】◇アメリカ海軍 第1混成飛行隊(VC-1)所属機「UA00」◇アメリカ海軍 第7訓練飛行隊(VT-7)所属機「A745」