パッケージ
【MT55】1/72スケール プラモデル
VI号戦車 タイガーI "ハイブリッド"

価格:1,200円(+消費税)

ドイツ軍はソビエト中戦車T34/76、重戦車KV-1Aに対抗する重戦車を開発しました。1941年、国防軍はヘンシェル社とポルシェ社に対して新型重戦車の開発を指示しました。高射砲Flak18を流用した88mm戦車砲36型を使用し、馬蹄型砲塔を搭載した試作型が作られ、ヘンシェル社のVK4501(H)が制式に採用され、VI号重戦車タイガーIEとして1942年7月から量産が始まりました。タイガーIの鋼製転輪装着初期生産車は、初期型の砲塔および車体と鋼製転輪の組み合わせを示すもので、前線から戻されてオーバーホールを行った際に転輪を換装したものと考えられます。タイガー戦車は独立重戦車大隊に集中して配備されましたが、中隊や戦闘団など少数を装備した部隊も存在しました。シュルツェ戦闘団傘下のフェールマンタイガー戦隊もその一つで、隊長となったフェールマン中尉の名を冠しています。

<データ>
乗員:5名、全長:8.45m、全高:2.9m、全幅:3.56m、主砲:88mm戦車砲36型、エンジン:マイバッハHL-230P45(700馬力)、最大速度:37km/h