【JT85】 1/48スケール プラモデル 《生産休止》
アラド Ar234B-2/N "ナハティガル"
価格:3,600円(+消費税)
アラド社は、1940年秋にジェット機の設計を開始、社内呼称E370/IVと呼ばれた機体は双発の偵察機として設計が始められました。
E370/IVは、高翼配置された直線テーパー翼に片側1基ずつのジェットエンジンをぶら下げた形状で、機首最先端に透明部分を大きく取った単座型の操縦席を設けていました。
エンジンはユンカースJumo004。ジェットエンジンは燃料消費が大きいため、胴体中に多く燃料タンクを配置、そのため機体内蔵の降着装置は装備されませんでした。代わりに離陸時には切り離し式ドリーを、着陸時は胴体に備えられたソリを使用します。
E370/IVは1943年6月に原型1号機が完成し7月18日に14分間の初飛行に成功しました。Ar234Bはドリー離陸、ソリ着陸の形態が実戦配備した場合問題になると判断され、空軍省は3車輪式降着装置の搭載をアラド社に指示し、Ar234原型1号機は1944年4月に初飛行を行いました。
爆撃型のAr234B-2は、爆撃と偵察用の機器とは干渉せず取り付けられるため、爆撃、偵察の両方で運用する事が可能です。
Ar234B-2は1944年6月8日に初飛行し、以後合計210機生産されました。連合軍爆撃機の夜間爆撃に対抗するためアラド社と空軍省との協議により、1944年9月、夜間戦闘機型Ar234B-2Nの開発が決定されました。
コードネーム、ナハティガルはB-2型をベースに機上レーダーを搭載してそのオペレータ席を胴体内後部に追加、胴体下面にMG151/20機関砲をポッド式に2門装備していました。1号機は1944年12月に完成し、実験部隊に配備されました。1945年2月には2号機が実験部隊に引き渡され、この機体は胴体下面を黒く塗って出撃しましたが戦果を挙げた記録はありません。
Ar234B-2Nは夜間戦闘機としての戦果の記録はなく、
敗戦直前の混乱によって完成したのも数機にとどまりました。
《データ》
乗員:2名、全幅:14.41m、全長:12.62m、全高:4.28m、全備重量:8,600kg、エンジン:ユンカースJumo004B、推力:900kg×2、最高速度:735km/h、航続距離:1,600km、固定武装:MG151/20機関砲×2
アラド Ar234B-2/N "ナハティガル"
価格:3,600円(+消費税)
アラド社は、1940年秋にジェット機の設計を開始、社内呼称E370/IVと呼ばれた機体は双発の偵察機として設計が始められました。
E370/IVは、高翼配置された直線テーパー翼に片側1基ずつのジェットエンジンをぶら下げた形状で、機首最先端に透明部分を大きく取った単座型の操縦席を設けていました。
エンジンはユンカースJumo004。ジェットエンジンは燃料消費が大きいため、胴体中に多く燃料タンクを配置、そのため機体内蔵の降着装置は装備されませんでした。代わりに離陸時には切り離し式ドリーを、着陸時は胴体に備えられたソリを使用します。
E370/IVは1943年6月に原型1号機が完成し7月18日に14分間の初飛行に成功しました。Ar234Bはドリー離陸、ソリ着陸の形態が実戦配備した場合問題になると判断され、空軍省は3車輪式降着装置の搭載をアラド社に指示し、Ar234原型1号機は1944年4月に初飛行を行いました。
爆撃型のAr234B-2は、爆撃と偵察用の機器とは干渉せず取り付けられるため、爆撃、偵察の両方で運用する事が可能です。
Ar234B-2は1944年6月8日に初飛行し、以後合計210機生産されました。連合軍爆撃機の夜間爆撃に対抗するためアラド社と空軍省との協議により、1944年9月、夜間戦闘機型Ar234B-2Nの開発が決定されました。
コードネーム、ナハティガルはB-2型をベースに機上レーダーを搭載してそのオペレータ席を胴体内後部に追加、胴体下面にMG151/20機関砲をポッド式に2門装備していました。1号機は1944年12月に完成し、実験部隊に配備されました。1945年2月には2号機が実験部隊に引き渡され、この機体は胴体下面を黒く塗って出撃しましたが戦果を挙げた記録はありません。
Ar234B-2Nは夜間戦闘機としての戦果の記録はなく、
敗戦直前の混乱によって完成したのも数機にとどまりました。
《データ》
乗員:2名、全幅:14.41m、全長:12.62m、全高:4.28m、全備重量:8,600kg、エンジン:ユンカースJumo004B、推力:900kg×2、最高速度:735km/h、航続距離:1,600km、固定武装:MG151/20機関砲×2