【HC19】1/24スケール プラモデル 《生産休止》
フェラーリ 250 テスタロッサ
価格:3,000円(+消費税)
1950年代のレーシングスポーツにおいて、
フェラーリは1952〜1954年、1956、1957年と連続してスポーツカー世界選手権のタイトルを獲得していました。
しかしスポーツカーのカテゴリーを1958年から排気量3000cc以下に変更するという情報を得たフェラーリは真っ先に対応し、
タイトルを勝ち抜くために2台のプロトタイプを作りました。
1957年5月、ニュルブルクリンク1000kmレースに出場したのが最初の一台で、290MMのシャーシに、250GT用を改造したエンジンが搭載されました。
2台目は4気筒の500TR用を改造したシャーシに3100ccエンジンを搭載したマシーンをル・マンに参戦させています。
その他のレースにも出場させ、実践でのテストを行ってきたフェラーリは、
シーズン終了後の記者会見において、1958年から施行される3000cc規定の主力車種には、
250テスタロッサを参戦させると正式に発表しました。
タイトルを獲得するために用意された専用シャーシは、
鋼管を溶接で組み上げた頑強なフレームに、サスペンションは前がダブルウィッシュボーン、
後がプライベーター用にはリジッド・アクスルで、ワークス用には加えてドディオン・アクスルも用意されました。
パワーユニットは、新たに開発した3リッター60度V型12気筒エンジンを搭載。
プラグの取り付け位置を左右バンクの外側とすることで、6基のツインチョーク・キャブレターを組み込み300PSを発揮します。
名前の由来は、エンジンのカムカバーを赤い塗料で塗られていたことからテスタロッサ(赤い頭)と呼ばれるようになりました。
低く構えたボディは厚さ1.0mmのアルミパネルです。カロッツェリア・スカリエッティがデザインした、
250テスタロッサの特徴ともいえるポンツーン・フェンダーが与えられました。
1958年、タイトルが目前でル・マン24時間レースに参戦した250テスタロッサは、悪天候で荒れたレースを制し、フェラーリに4年ぶり3度目となるル・マン24時間レース制覇へと導き、
1958年のスポーツカー世界選手権はフェラーリの圧勝で終え、三連覇を達成しました。
《データ》
ホイールベース:2350mm
トレッド前/後:1308/1300mm
車両重量:800kg
エンジン:ティーポ128 水冷V型12気筒SOHC2バルブ
排気量:2953cc
最高出力:300PS/7200rpm
燃料供給装置:キャブレター6基
変速機:4速MTフロア
サスペンション:
前アッパー/ロワーAアーム+/スタビライザー
後リジット・アクスル+コイル
ブレーキ:アルフィン付ドラム
タイヤ:前/後5.50-16/6.00-16
最高速度:196〜269km/h
フェラーリ 250 テスタロッサ
価格:3,000円(+消費税)
1950年代のレーシングスポーツにおいて、
フェラーリは1952〜1954年、1956、1957年と連続してスポーツカー世界選手権のタイトルを獲得していました。
しかしスポーツカーのカテゴリーを1958年から排気量3000cc以下に変更するという情報を得たフェラーリは真っ先に対応し、
タイトルを勝ち抜くために2台のプロトタイプを作りました。
1957年5月、ニュルブルクリンク1000kmレースに出場したのが最初の一台で、290MMのシャーシに、250GT用を改造したエンジンが搭載されました。
2台目は4気筒の500TR用を改造したシャーシに3100ccエンジンを搭載したマシーンをル・マンに参戦させています。
その他のレースにも出場させ、実践でのテストを行ってきたフェラーリは、
シーズン終了後の記者会見において、1958年から施行される3000cc規定の主力車種には、
250テスタロッサを参戦させると正式に発表しました。
タイトルを獲得するために用意された専用シャーシは、
鋼管を溶接で組み上げた頑強なフレームに、サスペンションは前がダブルウィッシュボーン、
後がプライベーター用にはリジッド・アクスルで、ワークス用には加えてドディオン・アクスルも用意されました。
パワーユニットは、新たに開発した3リッター60度V型12気筒エンジンを搭載。
プラグの取り付け位置を左右バンクの外側とすることで、6基のツインチョーク・キャブレターを組み込み300PSを発揮します。
名前の由来は、エンジンのカムカバーを赤い塗料で塗られていたことからテスタロッサ(赤い頭)と呼ばれるようになりました。
低く構えたボディは厚さ1.0mmのアルミパネルです。カロッツェリア・スカリエッティがデザインした、
250テスタロッサの特徴ともいえるポンツーン・フェンダーが与えられました。
1958年、タイトルが目前でル・マン24時間レースに参戦した250テスタロッサは、悪天候で荒れたレースを制し、フェラーリに4年ぶり3度目となるル・マン24時間レース制覇へと導き、
1958年のスポーツカー世界選手権はフェラーリの圧勝で終え、三連覇を達成しました。
《データ》
ホイールベース:2350mm
トレッド前/後:1308/1300mm
車両重量:800kg
エンジン:ティーポ128 水冷V型12気筒SOHC2バルブ
排気量:2953cc
最高出力:300PS/7200rpm
燃料供給装置:キャブレター6基
変速機:4速MTフロア
サスペンション:
前アッパー/ロワーAアーム+/スタビライザー
後リジット・アクスル+コイル
ブレーキ:アルフィン付ドラム
タイヤ:前/後5.50-16/6.00-16
最高速度:196〜269km/h