【D19】 1/72スケール プラモデル
AV-8B ハリアーII
価格:1,200円 (+消費税)
世界初の実用V/STOL攻撃機として1960年はじめに登場したハリアーは、上陸支援戦闘機としてアメリカ海兵隊に注目され、AV-8Aの名称で採用されました。しかし、ペイロードと航続距離不足による運用上の問題はなかなか解消されず、AV-8Aの発達型が長らく求められていました。そのような状況下に登場したAV-8Bはアメリカ海兵隊の戦術要求を満たすべく大幅の能力向上が図られていました。主翼は大型化され、断面がスーパークリティカル翼形となり、主翼付け根部分にLERX(前縁延長)が設けられて空力的に改善されました。しかも複合材の多用により、重量は最小限に抑えられ、また、翼下の補助車輪は翼端から主翼中央部に移動し、翼下ハードポイントが2カ所増えました。一方、アビオニクスにも大幅な近代化が図られ、機首にはA-4Mスカイホークで実用化されたARBS(角速度爆撃システム)が装備され、兵装投下精度が格段に向上し、さらに、多目的ディスプレーとHOTAS方式(操縦桿やスロットルから手を離さないで各種システムを操作できる)の採用に加え、キャノピーが大型化され、広い視界を得て操縦性も高められました。他に、空気取り入れ口の改良や前排気ノズルにゼロ・スカーフ・ノズルを採用して推力効率を高め、VTOL時には新たに設けられた引き込み式の前方フェンスと大型化した従来からの取り外し式ストレーキの、これら揚力改善装置(LIDS…Lift Improvement Devices)により、地面反射ジェット揚力を有効に利用できるようになりました。また、空中受油装置は引き込み式の受油プローブを備えています。最初の実戦部隊配備は1985年VMA-331に対しておこなわれました。
《データ AV-8B HARRIER II 》乗員:1名、全幅:9.25m、全長:14.12m、全高:3.56m、エンジン:ペガサスR.R. F-402-RR-408×1(推力10,795kgx1)、最大離陸重量:14,515kg(STOL時)、最大速度:1,080km/h、初飛行:1978年9月6日(原型)
AV-8B ハリアーII
価格:1,200円 (+消費税)
世界初の実用V/STOL攻撃機として1960年はじめに登場したハリアーは、上陸支援戦闘機としてアメリカ海兵隊に注目され、AV-8Aの名称で採用されました。しかし、ペイロードと航続距離不足による運用上の問題はなかなか解消されず、AV-8Aの発達型が長らく求められていました。そのような状況下に登場したAV-8Bはアメリカ海兵隊の戦術要求を満たすべく大幅の能力向上が図られていました。主翼は大型化され、断面がスーパークリティカル翼形となり、主翼付け根部分にLERX(前縁延長)が設けられて空力的に改善されました。しかも複合材の多用により、重量は最小限に抑えられ、また、翼下の補助車輪は翼端から主翼中央部に移動し、翼下ハードポイントが2カ所増えました。一方、アビオニクスにも大幅な近代化が図られ、機首にはA-4Mスカイホークで実用化されたARBS(角速度爆撃システム)が装備され、兵装投下精度が格段に向上し、さらに、多目的ディスプレーとHOTAS方式(操縦桿やスロットルから手を離さないで各種システムを操作できる)の採用に加え、キャノピーが大型化され、広い視界を得て操縦性も高められました。他に、空気取り入れ口の改良や前排気ノズルにゼロ・スカーフ・ノズルを採用して推力効率を高め、VTOL時には新たに設けられた引き込み式の前方フェンスと大型化した従来からの取り外し式ストレーキの、これら揚力改善装置(LIDS…Lift Improvement Devices)により、地面反射ジェット揚力を有効に利用できるようになりました。また、空中受油装置は引き込み式の受油プローブを備えています。最初の実戦部隊配備は1985年VMA-331に対しておこなわれました。
《データ AV-8B HARRIER II 》乗員:1名、全幅:9.25m、全長:14.12m、全高:3.56m、エンジン:ペガサスR.R. F-402-RR-408×1(推力10,795kgx1)、最大離陸重量:14,515kg(STOL時)、最大速度:1,080km/h、初飛行:1978年9月6日(原型)