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ドイツ空軍の高々度爆撃機に対して開発された
高々度戦闘機であるスピットファイアMk.VI、Mk.VIIでしたが、
恐れていた敵爆撃機の侵入がなかったため、
必要なくなった与圧キャビンを取り外し
通常の戦闘機型にしたのがスピットファイアMk.VIIIでした。
しかし、量産が遅れたため、
ドイツ空軍のFw109Aに対抗するために、
Mk.VIIIに代わって登場したのが、Mk.IXでした。
Mk.IXは既存のMk.Vcの機体に最小限の改良と、
マーリン61エンジンを搭載し、1942年6月に量産1号機が完成し、
1945年6月までに各型合計5,600機ほどが生産され、
主力はマーリン66エンジン装備の低高度用(LF)で、
次にマリーン61または63エンジンの中高度用(F)が千数百機、
マーリン70の高々度用(HF)が600機弱でした。
当初、武装はCウィングが主でしたが、
後に20mm機関砲×2、12.7mm機銃×2装備のEウィングも採用され、
主翼は標準翼と切断翼が用いられ、
後期生産機では、方向舵が大型化されました。
また、Mk.IXの大量生産によるエンジンの供給不足を補うため、
マーリン66と基本的に同じ、
アメリカでライセンス生産のパッカード・マーリン266を搭載した、
外観及び性能はMk.IXと同じMk.XVIが1,000機ほど生産されました。
《データ》
Mk.IX乗員:1名
全幅:11.227m(標準翼)
全長:9.474m(標準方向舵)
全高:3.494m
全備重量:3,572kg
エンジン:マーリン66km/h(低高度用)
出力:1,580hp
航続距離:698km
最大速度:650km/h(低高度用)
武装(Cウィング):20mm機関砲×2、7.7mm機銃×4/7.7mm機銃×8または20mm機関砲×4