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"紫電改"は、水上戦闘機"強風"から発達した機体です。
強風のフロートのかわりに車輪を取り付け、
小型強力な中島製"誉"エンジンを搭載した陸上戦闘機"紫電"が
昭和18年に量産に入り、昭和19年10月に制式採用されましたが、
陸上戦闘機としては未完成な部分が多かったため、
胴体を再設計し、主翼の位置を紫電の中翼から低翼に変更し、
自動空戦フラップの完成度を高めた本格的な
陸上局地戦闘機"紫電改"(N1K2-J)が試作され、
昭和20年1月に制式採用されました。
なお、紫電改(N1K2-J)の後期生産機は
前期生産機と比べて垂直安定板の面積が縮小されていました。
組織的に紫電改を装備し運用した部隊での有名なのは、
第343海軍航空隊で、
昭和20年3月19日、四国松山上空で来襲した
F6F、F4U、SB2Cのアメリカ海軍艦載機を紫電改54機が
上空制空中の紫電7機とともに迎え撃ち、
52機撃墜という戦果をあげ、紫電改の優秀性を実証しました。
《データ》
乗員:1名
全幅:11.99m
全長:9.346m
全高:3.96m
全備重量:4,200kg
エンジン:誉21型
離昇出力:2,000馬力
最大速度:594km/h(高度5,600m)
武装:20mm機銃×4