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F-8クルーセイダーは、アメリカ海軍で最初の本格的な実用超音速戦闘機です。
1951年9月アメリカ海軍は超音速艦上戦闘機の提案要求を各航空機メーカーに提示しました。
当時は、音速を突破することが技術的にまだ研究段階という時代でしたが、
1952年6月29日アメリカ海軍はチャンス・ボート社の提案を承認しました。
1号機にはXF8U-1の名称が与えられ、1955年3月25日初飛行に成功。
この飛行で音速を突破し、史上初の音速艦上戦闘機が誕生しました。
その後の開発は順調に進み1957年3月25日異例の早さで
量産型F8U-1を装備する最初の実戦部隊VF-32が編成されました。
F-8は細身の胴体に、後退角42゜の主翼を肩翼式に取り付け、
全遊動式の水平尾翼を低い位置に配した単発・単座の超音速戦闘機です。
空気取り入れ口は機首下面に開口したピトー方式を採用しています。
F-8は戦闘機型と偵察機型に大別されますが、
F-8E型では全天候能力を備え、主翼下面にパイロンが新設されて
4000ポンドまでの外部装備が可能となり、
対地攻撃にもその威力を発揮するようになりました。
ベトナム戦争では、戦闘機としてはもとより、
対空砲火制圧や海兵隊にも投入され、
アメリカ空母機動部隊の主力機種として活躍しました。
《データ》
乗員:1名
全幅:10.87m
全長:16.61m
全高:4.80m
最大離陸重量:15,422kg
エンジン:P&W / J57-P-20×1
推力:4,854kg(A / B使用時:8,165kg)
最大速度:1,823km/h / 10,640m
固定武装:20mm機関砲×4
初飛行:1955年3月25日