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ブルーバードと名付けられた小型乗用車が誕生したのが、
1959年8月1日。ブルーバード310系は、発売と同時に市場の人気を独占していき、
ファミリーカーとして確固たる地位を築き、海外市場へも多くが輸出されています。
歴代のブルーバードの中でもっとも脚光を浴びたのは
1967年8月にデビューした3代目の510系です。
510系は、旧型410系のボリューム感あるスタイルから一転し、
そのスタイリングは、スーパーソニック・ラインと呼ばれ、
超高速ジェット機のイメージからデザインされました。
パワーユニットは、4気筒 OHCで、
ファミリーユースの1300シリーズにはシングルキャブレターを備えるL13型を、
1600SSS(スーパースポーツセダンの略)には
SUツインキャブレターを備えるL16型を搭載。
サスペンションは4輪独立懸架となり、
卓越したコーナリング性能と優れた操縦性を実現しました。
国際ラリーに積極的に参加してきた日産は、
1970年3月、第18回サファリラリーで、
1600SSSが総合優勝とチーム優勝を獲得する快挙を成し遂げ、
ブルーバードの優秀性を世界に示しました。
《データ》
乗車定員:5名
全長:4,120mm
全幅:1,560mm
全高:1,410mm
車両重量:930kg
総排気量:1,595cc
最高出力:100ps/6,000rpm
最大トルク:13.5kg/4,000rpm