<キューベルワーゲン>
キューベルワーゲンは、フェルデナンド・ポルシェ氏が1938年に設計したフォルクスワーゲンを基本車体として製作されたもので、生産台数を増加させるた め簡単な構造をしています。キューベルワーゲンは数件台が大戦中に生産され、ほとんどすべての地域で偵察や連絡に活躍、作戦を成功させる役割をはたしまし た。

<データ>
全長：3.73m、全幅：1.60m、全高：1.65m、エンジン：空冷水平対向4気筒1,131c.c.、最高速度：85km/h

<B.M.W.R75サイドカー>
オートバイ部隊はドイツ陸軍の機械化部隊の主役として第二次大戦が始まるやいなや、その機動性を生かし活躍しました。ツエンダップ、NSU、DKW、など 多くのオートバイがドイツ軍に使われ、大型の500c.c.以上のものには標準型のサイドカーも付きました。中でもBMWR75は高い信頼性と頑丈なボ ディーをもち大戦を通じ終始伝令や偵察に走りまわると同時に、サイドカーを取り付け各戦線で攻撃の先鋒としても活躍、特に北アフリカでは多数が使用されま した。

<データ>
全長：2.40m、全幅：1.73m、全高：1.00m、エンジン：BMW水平対向2気筒746c.c.、最高速度：95km/h(カー付)