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いよいよ本日出荷(12/15日頃発売)となった、
1/35スケールプラモデル
「日立建機 コンバインド振動ローラ ZC50C-5」
前/後2編で、その魅力をお伝えします。
今回は、街中でもよく見かけるこの「振動ローラ」が、
実際にどの様な場面で活躍しているのかを交えてご紹介します。
舗装工事で活躍する「締固め用機械」いわゆるロードローラには、
用途により様々な種類がありますが、今回キット化した
コンバインド式振動ローラは、前後に鉄輪/タイヤの両方を備えており
あらゆる工程で活躍する機械です。
道路は、下記の様に異なる材料の層に別れていて、
それぞれを敷き重ねていく事が舗装工事の工程となります。
△アスファルトが剥がされた実際の道路。層になっていることがわかります。
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1.路床(ろしょう)層
道路の下地です。そのままの地盤や、良質な土が敷かれ、
ドーザーなどで慣らした後に、ローラで転圧します。
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2.路盤(ろばん)層
石の層です。砕石(さいせき)を敷き詰め、ローラで転圧します。
下層に荒い石、上層に細かい石と2層に別れています。
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3.アスファルト層
交通量が多い場合は、基層/表層と2層に分けて施工されます。
アスファルト合材を敷き、ローラで転圧します。
合材の温度は、施工時には100°c前後にもなるので、
振動ローラは冷却の為に適度に散水を行いながら走行します。
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簡単な説明ですが、以上工程を経てアスファルト道路が完成します。
記事中の写真では、アスファルト層施工の様子を再現する為に、
100番の紙ヤスリの上に汚し表現を施した完成品を置いてみました。
上記を参考に、層によって表現を変えてみるのも面白そうです。
後編(12/13公開)は、完成見本担当者が語るキットの魅力をご紹介します。